家庭環境で学力が、の記事を読んで色々考えた。
同じ家庭でも私は勉強が好きで優等生コース。妹は勉強嫌いで高卒。なので個体差はあると思う。
でも個体差を「学力」の一つの指標で判断して、優劣と考えてしまうのは、ちょっと悲しいよね。
兄弟で成績が異なっていて、この子はできるけどこの子は、、という話を聞くと、少し複雑な気分になる。
妹はファッションが好きでその分野では驚くほどの知識を持っている。
生地一つにしてもその歴史から、性質、取り扱いの注意点、着こなす際のポイントなど湯水のように知識が出てくる。
天才かよ。
私がちょっとした時に着て行く服で悩んでいたら、素晴らしいコーディネートをしてくれて、まるで本物のおしゃれさんのような服装が完成した。
尊敬しかないよ。
世の中は勉強だけで子供を判断しがちで、たまたま勉強ができる子が優等生と言われるけど、もしファッションが必須科目だったら私は落第してたよ。
全く興味がないし、覚える気力が出てこない。
自分が過去に優等生だったのも「たまたま」得意分野が世の中的な尺度にハマってただけで、違う尺度ですごい人、尊敬する人は五万といる。
そんな考えなので、中学の頃から勉強が出来ても相対的な優越感は全然なかった。
(これは単に田舎の学校でヤンキーが幅を利かせていた影響なのかもしれない、と考えるとそれはまた面白い)
中受は偏差値が重要だから、ついその指標だけで見がちになってしまうけど、目の前の子供も他のお子さんと偏差値だけで比べて一喜一憂しないで、息子本来の好きな事をなるべく伸ばせるように心がけて接していきたいわ。。。
・・・・って事が出来るんだったら苦労しないわ!
にんげんだもの。 てきを
(おわり)