この記事を読みました。
能力ある女性が昇進したがらない深い事情|女性活躍推進を阻む企業の誤解|ダイヤモンド・オンライン
確かに女性にはリーダーシップは無い、という意見も(男性からも女性からも)耳にしたりするのですが、私は女性だって、組織を率いたり、意思決定をしたりというリーダーシップを発揮する能力は十分あると思っています。
沢山の家庭で、「お母さんが意思決定者になっていて、家族で一番力がある」、という話を聞きますよね(我が家もどちらかと言うと、私が一番威張っているかも・・・汗)。
異なる志向・価値観を持つ関係者(子供のいい分、夫の言い分など)を調整して、みんなの最適解を求めて日々行動しているお母さんは、まさに「女神型リーダーシップ」(「計画性」「表現力」「忍耐強い」「情熱的」「直感的」「共感力」「利他的」など、女性的とされる性質が現在のリーダーシップで重要視されている、という理論。こちらの本で解説されています )そのものを発揮していると思います。
実際にね、家族運営って色々と大変なのですよね。
日々の家事・育児をどう実施していくか、というグランドデザインを描き、それを毎日の行動計画に落とし込んでいく。
突発的な事態はいくらでも起こりますし、その都度、計画を見直して最善の策を取らなくてはいけない。
異なるステークホルダー(親戚、夫、子供たち、などなど)がそれぞれ自分の主張をしてくるから(ご飯の好みから始まり、週末にやりたい事など)うまく双方で調整できるようサポートたり、みんなが納得できる道を見つけたり。
メンバーの育成(夫のイクメンへの教育?や子供の教育やしつけ)もしていかなくてはいけない。
幸せな家族生活を実現するために、これだけの事を日々、粛々と進めているママたち。仕事においてもメンバーをまとめて引っ張っていく能力が無いわけがないと思うのです。
確かに家庭では、親子間の愛情という絶対的な信頼関係がある上で、このリーダーシップが成り立っているので、その部分は差し引いて考える必要はあると思います。
ただ、女性がリーダー職についた時、これまで女性として発揮してきた能力は「強み」として、組織を率いる上で十分役立つ、と言う事を知っておけば、とても心強いですし、力を発揮しやすくなるのでは、と思います。
もちろん女性的な側面だけでなくて、男性にも伝わるような伝え方なども学ぶ必要があるかと思います。
色々考えると奥深いわー。
ひとまず自分でも実践してみます。
ではでは、皆さんよい月曜日を~!