自分軸と他人軸
この考えを夫から聞いてから、我が家の家族運営は格段に良くなったように思います。
確かに、私は完全な「自分」軸。
自分がやりたい事につきすすみ、その事で人生を切り拓いていく事に生きがいを感じるタイプ。
そして、夫は「他人」軸。
相手をサポートして、相手が幸せになる事で、自分も嬉しいし存在価値を見いだせるタイプ。
どっちがいい、悪い、ではなくて、タイプが違うんですよね。
これが、夫婦ともに「自分」軸だと、お互いやりたい事で忙しくて、家族としての共同体を成り立たせるのが難しい。
そして夫婦ともに「他人」軸だと、、どうなるのだろう??ちょっとイメージつかないですが。お互い譲り合ってしまう感じ??
いずれにしても、どちらかが他人軸で、どちらかが自分軸、と言うのが、家族運営上は一番スムーズなのかと思います。
とはいえ、自分軸の人と、他人軸の人は根本の価値観が180度違うので衝突も多いんですけどね。
・自分軸の人:自分はもっと好きに動き回りたいのに、どうして制約かけるんだ!
(家族の存在が足かせに思えてしまう)
vs
・他人軸の人:もっと自分の事や家族の方を見てもらいたいのに、どうして相手にしてくれないんだ!(相手が自分や自分のコミュニティに重きを置いてくれないと思い不満を抱く)
実際は、こうした意識の違いがあると理解しながら、その中でお互い「まぁこれならいいか」という最大公約数を見つけていく、と言うのがベストなあり方の気がします。
自分軸の人は、これまで10回飲み会を入れてたら、その頻度を8回にしてみるとか。
他人軸の人は、相手をがんじがらめにするのではなく、外でのびのびする事で機嫌も良くなる、と言う事を理解して大目に見てあげるとか。その為には相手を一番に考えるのではなく、自分を一番に感じられる活動もしてみるとか。
「価値観の違い」って離婚の最大要因と言われてますが(芸能人の離婚会見ではたいてい、これが理由ですよね)、価値観が違うからこそ、家族でいる意味があると思います。
お互い異なる価値観の人が一緒に生活する事で、「そういう見方もあるのか」と気づいて、人生をより良いものにしていく。
それこそが、結婚生活の意義だと思ったりしています。